私はこう思う!

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星空を見て考えた地球人のエネルギー

松村 紅実子氏 kumiko_matsumura
オフィス計都代表/フリーアナウンサー/Think オーレ!主宰

昭和の歌しか流さないラジオ番組を持っている。昭和29年から48年の高度成長期は宇宙開発にも力が入り、歌謡曲にも「星」がテーマの歌が続々登場する。星は何でも知っている(S33)、星空に両手を(S38)、星娘(S40)、星影のワルツ・星のフラメンコ(S41)など。「星空に両手を」はETT代表神津カンナ氏の父上、神津善行氏の作曲だ。

唐突だが、私の事務所「計都」は架空の星の名前で9曜の星の一つ。友のチャネラーによると私の宇宙ネームで星は頭上にある、と。
その彼が「宇宙人の可能性は?田舎の空の星が見えにくくなった」と、プラネタリウムクリエーター大平貴之氏の大分市での講演会「星空を見て考える地球人のエネルギー」で、質問した。

「我々が宇宙人に出会わないのは、地球の文明があまりにも短すぎるから」と答えると会場から驚きと納得のため息が。
「天の川銀河には約1,000億個の星があり、銀河系は2兆個あり構成する宇宙は複数存在するかもしれない」。
「地球が何億年もかけてつくってきたエネルギー源を私たちはわずか数百年で使い果たそうとしている」だから宇宙人の発見は大切で、地球上の問題を他の星はどう解決するかを知るチャンスだと言う。
メガスターの100万個の星空を夢見心地で見ていた私たちは現実に引き戻された。 天文学者小平桂一氏は「地球上のエネルギー源のほとんどは太陽の放射に依存している」つまり宇宙からのエネルギーがあるから地球は存在すると言う。

講演会5日後、米国が「宇宙軍」を発足。いずれ宇宙エネルギーをも探るのだろう。
「文明はエネルギーという血液がなければ維持できない」と言う大平氏。 実は彼こそが「地球外生命体」で、故郷の星を探しているのではないのか。 はたまた『星のオージ様』なのか。 

この講演会には思わぬオマケ(正に御負け)が付いた。クリスマスツリーの「点灯」は綺麗だけど確かに明るさのせいで星空は見えないな、と見上げた途端、ヒールがコードカバーにかかり「転倒」。全治1カ月半の膝のヒビ。 つまりは、足元を見、日々、地元ローカルエネルギーについて研鑽せよとの星空からのメッセージ、であったのだろう。

(2020年2月末)

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